日本海深浦サーモンは、世界遺産白神山地の恵みを受けた栄養豊富な水で、大切に育てられます。
日本最大規模の中間養殖場で、幼魚(5gから800g程度)になるまで育て、海面養殖場では、幼魚から成魚(800gから3kg程度)へと大きく育てます。
例年11月頃に馴致(じゅんち)と言う作業を行い、淡水から海水に徐々に慣らしていきます。
旬は5月~7月頃で、体調が60cm~70cm重量3kgくらいになれば水揚げされます。
中間養殖場
120㎥のコンクリート水槽が32基あり、日本最大規模の中間養殖場です。
排水浄化のため、水槽の底面に傾斜をつけ、餌の残りや老廃物を集め、配水管を通して汚泥貯蔵槽に運び、水の中の固体を分離します。
固体と液体をわけることで、養殖場から流れ出る水をきれいに保ち、海の環境を守ります。
日本の養殖サーモンは、規模が小さいものが多く、ほとんど地元で消費されていますが、この大規模な中間養殖場で育てることで、国内外へ広く日本海深浦サーモンを届けることができます。
養殖場の近くを流れる、世界遺産白神山地の恵みを受けた川の水を使用します。
白神山地から湧き出るミネラル豊富な水を取り組みます。
養殖場に取り入れる際には、葉や枝などの不要物を取り除きます。
サーモンは大きさによって生け簀に分けて入れます。
孵化場から育てられた幼魚(約5グラム)です。
800グラム程度になるまで中間養殖場で育てます。
生け簀あたりのサーモンの数には十分に注意します。
サーモンの重さをごとに生け簀を用意し、サーモンを移していきます。
海面養殖場
冷たい気候が、サーモン養殖で盛んな北欧の環境に近いといわれています。デンマークで培った養殖技術を取り入れ、日本海の生簀で育てています。
サーモンが健康でいられるよう、美味しいサーモンになるように、配合調整されたエサを毎日与えています。
自然の海と変わらない環境で育て、配合調整されたエサを毎日与えています。
美しい深浦の海。養殖場の海水の透明度はご覧のとおりです。
体長が60cm~70cm重量3kgくらいで水揚げします。
デンマークで培った養殖技術を取り入れ、豊穣の海、深浦の生簀で育てています。
水揚げしたサーモンはすぐに一尾一尾しっかりと丁寧に血抜きをします
活締めされたサーモンはすぐに氷に入れ鮮度を保ちます。